僕が彼らにできること

こんばんは!
いつ土砂降りになるか予想がつかない中、洗濯物をいつ干そうか常に迷っている、エクマットラもう1人のインターです。
今日はエクマットラにいる1人の大きな男の子と、どうやったらエクマットラチルドレンホームが良くなって行くかについて真剣に話をしました。
その事について少し書きます。

バングラデシュのあまりよろしくない点として感じるのは、多くの人たちがゴミを投げ捨て、美しい場所がどんどん汚くなってしまうという事です。

無論、チルドレンホームに関しても同じ事が言えます。
ちらほら掃除する子たちはいるとはいえ、それはみんなではありません。
どうすれば、みんなが掃除をするようになるだろうか?
みんなで何かをする事で、チルドレンホーム自体も良い方向に変わって行くのではないか?
そんな議論を1人の子どもとしました。

彼が言うには、綺麗にする事はとても大事だと思うけど、1人がやっても他の人たちは掃除しないから、結局意味が無い。掃除は大変だからみんなやらないと思う、という事だった。

掃除ってそんなに大変な事だったっけな?
小学校、中学校、高校の時間の20分くらいの掃除の時間結構好きだったけどな!
そこで、今のチルドレンホームの状況と比較してみた。
すると3つ気付いた事がある。
①掃除の時間、先生も一緒に一生懸命掃除してた。
②10分,20分間の掃除なんてあっと言う間だった。
③10人いたとして、そのうち7,8人掃除し始めたら、他の2,3人も掃除し出す。

今のチルドレンホームでは、スタッフが子どもたちに「掃除しなさい」と言ってるところは見た事あるが、スタッフが一緒になって掃除してるところは見た事ない。
そして、おそらく子どもたちは掃除を大変で面倒臭い物だと思い込んでいる。

答えは簡単だった。
毎日10分、スタッフも子どもたちもみんなで掃除する時間を作ればいい。
それだけだ。
少し時間はかかると思うけど、多分上手く行くと思う。

僕は、今の子どもたちのような時期をすでに過ごして来ている。
だからこそ彼らに伝えられる事があると思う。
そして、日本の文化といっても過言ではない、美意識の文化を伝えることもできる。
ベンガル人スタッフではなく、僕だからこそ子どもたちに伝えられる事があると思うし、スタッフに対しても伝えられる事がある。
みんなを巻き込んで、彼らをそして自分を変えていく。
それが僕が彼らにできること。






エクマットラインターンブログ 「僕たちがこの国を好きになった理由」

インターン最終日 ブログの投稿を振り返ると 僕たちがこの国を好きになった 本当の理由を知る

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